こんにちは。ダイケン不動産の矢野です。
今回は気になる住宅ローンの動向に関してです。
2024年7月に日銀が政策金利の利上げを決定したことを受け、
2024年10月より新潟市内でも一部の金融機関で変動金利が0.15%引き上げになりました。
金融機関によって対応は分かれていていますが、優遇金利を拡大することで新規での借り入れ金利は変わらず(最優遇金利は先月までと同じ)としているところもあります。
ここ数年変動金利で住宅ローンを組む方が多い傾向にあった中で、住宅ローンの金利の利上げで影響を受ける方も多くなっているのではないでしょうか?
私自身も変動金利で住宅ローンの借り入れをしておりますので、もちろん利上げの影響を受ける一人です。。。
実際、金利が0.15%上がると実際にはどれぐらい支払額に影響がでるのか?
例えば、新規で4000万円を期間40年で借り入れした場合、金利が0.15%上がる前(0.725%)と上がった後(0.875%)では、
月々の支払額の差が約2771円程度の差がでることになります。
これだけを見ると金利も上がったし、住宅購入のタイミングは今じゃないのかも・・・となりそうですが、日銀の植田総裁の会見によると、「賃金や物価、海外経済の状況を確認した上で、年内にもう1度利上げをする可能性もある」ようです。
今後の情勢次第では、やっぱりあの時住宅ローンを組んでおけばよかったね、となるかもしれません。
既に住宅ローンを組んでいて変動金利で借り入れをしている方にももちろん影響が出てきます。毎年4月10月に金利の見直しが行われ実際には2~3か月遅れて反映されるケースが多いので、今回の利上げに関しては1月の支払分から反映してくる方が多くなるかと思います。ただ、同じ変動金利でも、「5年ルール」がある金融機関さんで借りている方は、すぐに月々の返済額が上がるわけではなく、支払額の元金と利息の割合が変わってくる状態になりますので、金利が上がることで元本の減り方が少なくなってしまうという状態になりますね。
ちょうど5年ルールによる支払い額の見直しのタイミングの方は月々の支払額も上がった金利での計算になりますので、今までより月々の返済額は上がってしまいます。まさに私のお家がそのタイミングです
住宅購入に際して、確かに金利の動きを敏感に察知していくことはとても大切なことです。
ただ金利の上がる下がるのお話しは、これから新規で借り入れをする方だけではなく、すでに住宅ローンを組んでいる方も、返済が続いている間はずっと続くお話しです。
「自分のお家を持つ」と思ったとき、金利の情勢は不確定ではありますが、どこの金融機関でいくら借りてどういう返し方をするか、無理のない月々の返済額をいくらで想定していくのか、ご家庭ご家庭によって個々に違ってきます。大切なのは、自分のお家を持とうと思ったタイミグで、無理のない資金計画をしたうえで、「ご自身が納得して」お家の計画を進めていくことかなと思います。
住宅ローンは実際に完済してみないと、何が一番良かったという正解はわからないものですが、ご自身で選んで進めていくものです。あの時もっと情報を集めて知っていればもっと違う選び方ができたかもしれないのに、という後悔はしてほしくないかなと思います。
そのために、弊社スタッフが一般の方よりも住宅ローンに触れる機会が多い分、情報提供とともに、皆様と一緒になって、住宅ローンの知識を深めるお手伝いをさせていただきます。(確認しながらになることも、もちろんありますので悪しからずご了承くださいませ)
正直、文面で読んでも何のことやらという方の方が圧倒的に多いかと思います。
個々の事情をお伺いしながらご相談に対応させていただきますのでぜひお気軽にご来店いただき、お話しをお聞かせいただければと思います
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